イラク派兵差し止め訴訟実質勝訴

日本政府によるイラク派兵は憲法9条に違反するという画期的な判決が出ました。
【祝】イラク空自活動 一部違憲判断(NHK)映像アリ
この判決の面白いところ
1. 原告(市民運動側)が敗訴・被告(国側)が勝訴の形をとっているため,国側がどんなにこの判決が気に食わなくても,国側は上告できないこと(たぶん,裁判官はわざとやったんでは…)
2. 平和的生存権の実質的な侵害については,被害者は差し止め・損害賠償を求めることが出来るという判例が確定(9条の実質的な意味の担保)
3. 裁判所が違憲といっているのに,政府・自衛隊関係者は「そんなの関係ねぇ」と居直っていること。日本政府はいよいよ末期症状で,暴動が起きるよ,これでは。(あまりにも治安安定で失業寸前の警察関係者は仕事が増えるので大喜びでしょうが)



わたしが,最も心配するところ
この裁判の青山邦夫裁判長のいのち。
「自宅で」,「ショルダーバッグのひもを使って」,「パソコンラックで首吊り自殺」
という恐ろしい殺人が行われないことを切に願います。
マスコミの心ある記者の皆さんは,青山裁判長を応援して,孤立させない報道を行うよう切にお願いします。